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映画『国宝』

2025年6月6日(金)公開!ただひたすら共に夢を追いかけたー

吉沢亮 横浜流星 渡辺謙

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監督インタビュー
監督インタビュー
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INTRODUCTION

100年に1本の壮大な芸道映画 − 吉田修一(原作者)

日本映画の歴史に刻まれる、
美しく熱い、圧倒的傑作が誕生。
吉田修一自身が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身作「国宝」。
任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。

そんな「国宝」が、世界最高峰のスタッフ&キャストと奇跡のような集結を果たし、堂々の映画化。
本作のメガホンを執るのは、李相日監督。『フラガール』では日本中を感動の涙で包み、
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した、常に最新作が期待される監督。
脚本は奥寺佐渡子。『サマー・ウォーズ』、ドラマ「最愛」など、アニメ・実写に限らず、複雑に絡みあう人間関係や、心のひだの部分にも光を当てる表現で、
様々な脚本賞の受賞歴を持つ日本を代表する脚本家。
撮影にはソフィアン・エル・ファニ。『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドールの獲得経験を持ち、今回李監督たっての希望を受けて参加。
世界にも通ずる視点でとらえた撮影にも要注目。
美術監督には『キル・ビル』の種田陽平。歌舞伎という禁断の世界を美しく、鮮やかに演出する。
また、四代目中村鴈治郎が本作の歌舞伎指導に入り、本編に俳優としても参加。緻密で繊細な所作を、女形を演じる俳優陣へ擦り込み、作品を更に高みへと引き上げる。

キャストにも、日本を代表する超豪華俳優陣の顔ぶれ。
主演である稀代の女形・立花喜久雄を演じるのは、その美貌をもちながら、どんな役でも演じ切る圧倒的演技力で、脚光を浴び続ける吉沢亮。
喜久雄のライバルとなる歌舞伎名門の御曹司・大垣俊介を演じるのは、第48回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞が記憶に新しく、その他数々の受賞歴を持つ横浜流星。
そして歌舞伎名門の当主・花井半二郎に、もはや世界的名俳優と名高い渡辺謙。
更には、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、永瀬正敏、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、嶋田久作、宮澤エマといった、
日本映画には欠かせない主演級の俳優たちが一堂に揃い、物語を更に美しく、熱くする。

制作は『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズのCREDEUS(クレデウス)が担い、
観る者を圧倒するエンターテインメント作品へ昇華。
超一流の原作&ストーリー&
キャスト&スタッフが
圧倒的熱量で贈る『国宝』。
人生で観るべき、
魂が震える映画体験を――
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STORY
後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。

この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、
抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、
歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、
生まれながらに将来を約束された
御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、
生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、
芸に青春をささげていくのだが、
多くの出会いと別れが、
運命の歯車を大きく狂わせてゆく...。

誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。

何のために芸の世界にしがみつき、
激動の時代を生きながら、
世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、
観る者全ての魂を震わせる――
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CAST & CHARACTER
吉沢亮/立花喜久雄(花井東一郎)
横浜流星/大垣俊介(花井半弥)
渡辺謙/花井半二郎
高畑充希/福田春江
寺島しのぶ/大垣幸子
森七菜/彰子
見上愛/藤駒
黒川想矢/少年喜久雄
越山敬達/少年俊介
三浦貴大/竹野
嶋田久作/梅木
宮澤エマ/立花マツ
中村雁治郎/吾妻千五郎
永瀬正敏/立花権五郎
田中泯/小野川万菊
吉沢亮
立花喜久雄(花井東一郎)
長崎の任侠の一門に生まれ、父を抗争の末に亡くす。
その後上方歌舞伎の名門の長で看板役者・花井半二郎に芸の才能を買われ、単身で歌舞伎の世界へ。世襲の歌舞伎界の中で才能を武器に、稀代の女形として脚光を浴びていく。


COMMENT
吉田修一先生×李相日監督の3作目。
『悪人』ではただただ視聴者として感嘆し、『怒り』ではオーディションの参加者として、何も出来なかった自分への苛立ち、完成を観てのどうしようも無い昂まりと悔しさ。
そして『国宝』では当事者としてなにを思うのでしょう。
稀代の女形を演じると言う、途方もない挑戦ではございますが、その挑戦の先に見える景色が何よりも美しいものである事を信じて。日々精進です。

PROFILE
1994年2月1日生まれ
主な映像出演作品
・『キングダム』シリーズ(2019~)
・『東京リベンジャーズ』シリーズ(2021~)
・NHK大河ドラマ「青天を衝け」(2021)
・『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024)
・『ババンババンバンバンパイア』(2025公開予定)
横浜流星
大垣俊介(花井半弥)
上方歌舞伎の名門の御曹司として生まれ、看板役者・花井半二郎を父に持つ。生まれながらに将来を約束され、歌舞伎役者になることが運命づけられてきた。
喜久雄の親友・ライバルとして共に切磋琢磨していくが、喜久雄が才能を開花させていくにつれ、徐々に葛藤を抱き始める。


COMMENT
李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。

PROFILE
1996年9月16日生まれ
主な映像出演作品
・『ヴィレッジ』(2023)
・『春に散る』(2023)
・『正体』(2024)
・NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(2025)
・『片思い世界』(2025)
渡辺謙
花井半二郎
上方歌舞伎の名門の当主で看板役者。逸早く喜久雄の女形としての才能を見出し、抗争で父親を亡くした喜久雄を引き取る。息子の俊介同様に歌舞伎役者として育てながら、自身も役者としての地位を確立することを志す。


COMMENT
吉田修一さんの「国宝」出版されて直ぐに読ませて頂いた。 役者の心の苦悩、歓喜、そして生き様が赤裸々に描かれていた。 ただあまりにも壮絶で壮大な人生は「こりゃ映像化は無理だ」とも感じていました。 しばらくして、盟友、李相日監督から連絡を貰うことになる。なんと挑戦したいとの事。 腰が浮くのを抑えながら、果たしてこの大作を支えられるか悩みました。
でも、これまで数々の難題を乗り越えて来た李監督を信じ、この素晴らしい作品に立ち向かう決意を固めました。

PROFILE
1959年10月21日生まれ
主な映像出演作品
・『沈まぬ太陽』(2009)
・『許されざる者』(2013)
・『怒り』(2016)
・『Fukushima 50』(2020)
・『盤上の向日葵』(2025公開予定)
高畑充希
福田春江
喜久雄の幼馴染。喜久雄を追って上阪し、
ミナミのスナックで働きながら喜久雄を支える。

COMMENT
本来は大きな空間で、全身で、浴びさせてもらうはずの歌舞伎の世界に、汗や涙も捉えられるような寄りの視点で没入する。モニターを見た時、その新鮮な世界の美しさに息をのみました。 元々美しいお2人なのに、これ以上美しくなるの?!って。笑 私はお2人の1番近くにいつも存在しているキャラクターだったので、間近で貴重な瞬間を沢山観られて、幸せです。 そして何より、久々にまた李監督や李組の皆さんと一緒に撮影が出来て、本当に楽しかったです。

PROFILE
1991年12月14日生まれ
主な映像出演作品
・『明日の食卓』(2021)
・『キャラクター』(2021)
・『浜の朝日の嘘つきどもと』(2021)
・『怪物』(2023)
・『ゴールデンカムイ』(2024)
寺島しのぶ
大垣幸子
半二郎の後妻・俊介の実の母親で、上方歌舞伎の名門を支える女房。
初めは喜久雄を引き取ることに反発するが、喜久雄の役者としての才能に気づいて育てていく。



COMMENT
「国宝」という吉田修一さんの途轍もない大作に挑戦された 李監督の思いを受け取り参加させて頂きました。 今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば良いなぁと思っています。 吉沢亮さんと横浜流星さん、二人の少年時代を演じた黒川想矢くん、越山敬達くんの努力とガッツに脱帽です。
支えてくださる沢山の方の思いが結集されて、素敵な作品になっている事を切に願います。

PROFILE
1972年12月28日生まれ
主な映像出演作品
・『キネマの神様』(2021)
・『空白』(2021)
・『あちらにいる鬼』(2022)
・『わたしのかあさん -天使の詩-』(2024)
・『八犬伝』(2024)
森七菜
彰子
歌舞伎役者・吾妻千五郎の娘。喜久雄のことを慕う。



COMMENT
はじめて一人で見に行った映画は李監督の映画でした。映画という豊かな時間を映画館で過ごすことの意味を知るという大切な一歩目を踏み出してから、ずっと憧れにしてきた李組に参加させていただけること、とても幸せに思います。現場は緊張と衝撃の繰り返しの毎日で、喜久雄と俊介2人の人生がどれだけ壮大な舞台の上に成り立っているかを痛感しながら、青い炎のように確かな温度を静かに保ち現場に佇む吉沢さんを側で見て、寄り添っていく者としてしっかりしなくてはと自分の背中を正し続ける日々でした。
情熱で溢れたこの作品がたくさんの人に届きますように願っております。

PROFILE
2001年8月31日生まれ
主な映像出演作品
・『ライアー×ライアー』(2021)
・『銀河鉄道の父』(2023)
・『君は放課後インソムニア』(2023)
・『四月になれば彼女は』(2024)
・『ファーストキス 1ST KISS』(2025)
見上愛
藤駒
喜久雄が京都の花街で出会う芸妓。
まだ無名の喜久雄の、役者としての才能を予見する。



COMMENT
今回の作品に参加するにあたって、日本舞踊、三味線、舞妓さんや芸妓さんとしての所作練習に勤しみました。 10代の役と30代の役をひとつの作品の中で演じるのは初めてのことで、かなり不安もありました。 ですが、カメラの前に立つ前に過ごしてきた時間や、吉沢さんや監督をはじめとする、周りの皆さんの集中力と誠実さにとても助けられました。 こんなにも贅沢な環境でお芝居ができたことを幸せに思います。

PROFILE
2000年10月26日生まれ
主な映像出演作品
・『不死⾝ラヴァーズ』(2024)
・Netflix シリーズ「恋愛バトルロワイヤル」(2024)
・NHK⼤河ドラマ「光る君へ」(2024)
・『かくかくしかじか』(2025公開予定)
・NHK連続テレビ⼩説「⾵、薫る」(2026前期放送予定)
黒川想矢
少年喜久雄
COMMENT
初めて国宝のオーディションを受けた時から、僕は絶対に少年喜久雄を演りたいと思い、気づかぬうちにその薄っぺらい覚悟を李監督につらつらと述べていました。しかし撮影準備が進むにつれ、日本の古典芸能である歌舞伎を穢すことなく、少年喜久雄を演じきることへの重みを痛感し、押し潰されそうな日々が続きました。李監督や歌舞伎指導の先生からは演技に向き合う心のあり方を教えていただきました。そして諦めずに辛抱強く見守っていただき、前に進むための新しい心を授けてくださいました。僕にとって、撮影期間は1日1日が重く優しく美しい3ヶ月でした。たぶん僕だけでなく、多くのキャスト、スタッフの皆さんがもがき苦しんで生み出したであろう『国宝』の完成が、今となっては楽しみで仕方ありません!

PROFILE
2009年12月5日生まれ
主な映像出演作品
・『怪物』(2023)
・「からかい上手の高木さん」(2024/TBS)
・『BISHU ~世界でいちばん優しい服~』(2024)
・『【推しの子】 -The Final Act-』(2024)
・『この夏の星を見る』(2025公開予定)
越山敬達
少年俊介
COMMENT
今回、大垣俊介の幼少期を演じました、越山敬達です。李監督のもとでお芝居ができたこと、素晴らしい演者の皆さんと共演できたことをすごく光栄に思います。歌舞伎や大阪弁は初めての体験で難しく、俊介のことで悩むこともありましたが、僕は新しいチャレンジをするのが好きなので充実した時間を過ごすことができました。 そして監督やスタッフ、歌舞伎や方言指導の先生方、共演者の方々が最後まで支えてくださったおかげで、無事に撮影を終えることができました。 公開されましたら、是非劇場に足を運んでください。

PROFILE
2009年4月21日生まれ
主な映像出演作品
・「天狗の台所」シリーズ(2023・2024/BS-TBS)
・『夏目アラタの結婚』(2024)
・『ぼくのお日さま』(2024)
・「今日のさんぽんた」(2025/CX)
三浦貴大
竹野
歌舞伎の興行を手掛ける三友の社員。
世襲の歌舞伎に対して、冷ややかな態度をとる。



COMMENT
撮影現場は、まさに職人たちの集まりで、より良い作品を作ろうとする気概に満ちていました。 それでいて軽やかさもあり、このような現場に身を置けたことを幸せに思います。 竹野という人物を演じる中で、ある意味俯瞰した立場で歌舞伎を、また二人の成長や葛藤を見ていましたが、私自身も素直にその場にいることで竹野の人物像と近づけるのではと思い、意識していました。 刺激的で、とても良い緊張感のある現場でした。

PROFILE
1985年11月10日生まれ
主な映像出演作品
・『大綱引の恋』(2021)
・『流浪の月』(2022)
・『Winny』(2023)
・『キングダム 大将軍の帰還』(2024)
・『雪の花 -ともに在りて-』(2025)
嶋田久作
梅木
歌舞伎の興行を手掛ける三友の社長。
喜久雄と俊介を若い頃から見込んで、様々な大舞台を用意する。



COMMENT
李相日監督とは『69 sixty nine』以来21年ぶりでした。
頂いた「梅木」という人物は陽性で自分の「仁」にない役柄かとも思いましたが、久しぶりの監督との仕事。自分の狭い視野を離れて、唯唯、監督の意に沿う演技が出来ればとの思いで撮影に臨みました。今思うと、21年分の想いが空回りして力み過ぎの不味い芝居ばかりだった気がします。
ともあれ監督の「OK」は頂きました。
私は李監督の判断には絶対の信頼を置いています。

PROFILE
1955年4月24日生まれ
主な映像出演作品
・『大怪獣のあとしまつ』(2022)
・『とんび』(2022)
・『凪の島』(2022)
・『アイ・アム まきもと』(2022)
・『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(2025公開予定)
宮澤エマ
立花マツ
長崎・立花組組長の権五郎の後妻。
血は繋がらないが、若き頃の喜久雄を育てる。



COMMENT
私の「国宝」との出会いは3年前、本屋で吸い寄せられるように手に取った吉田修一さんのサイン入りの文庫本でした。きっと映像化されるのではないか、李監督がメガホンを取るのかしらと当時妄想を膨らませていたので、マツ役でオファーを頂いた時はこんな事があるのかと信じられませんでした。 初めての李組の撮影は緊張と発見と苦悩と感動の日々で、短いながらも贅沢で貴重な時間でした。 錚々たるキャスト、スタッフと共にこの壮大な物語の幕開けの一員として参加できたことは心から光栄です。

PROFILE
11月23日生まれ
主な映像出演作品
・『記憶にございません!』(2019)
・『スオミの話をしよう』(2024)
・劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』(2025公開予定)
中村鴈治郎
吾妻千五郎
上方歌舞伎の当主。
本作においては、歌舞伎指導も担当。



COMMENT
普段は優しい李監督ですが、撮影現場ではより良い作品を目指す方なので、とても厳しかったです。映画は舞台と違い、同じシーンを何度も撮るのでクタクタになると思います。ラッシュ版で吉沢亮さんを始め、彼らの歌舞伎のシーンを観た時に、その時の現場の状況を思い出し、とても感動しました。この映画を通して、歌舞伎を知らない方には、歌舞伎ってこういうものなのかと感じてほしいですし、歌舞伎を観たことのある方には違和感なく、作り事でもなく、自然に観ていただければ一番いいな、と思っています。そして、この作品をご覧になった方々が歌舞伎に興味を持っていただければ、こんなに嬉しいことはないです。吉沢亮さん、横浜流星さん、黒川想矢くん、越山敬達くん、田中泯さん、渡辺謙さんには本当によくやっていただいたと思っています。今は観客の皆さんに受け入れてほしいなと切に願っています。

PROFILE
1959年2月6日生まれ
人間国宝・四代目坂田藤十郎を父に持ち、1967年歌舞伎座にて「紅梅曾我」の一萬丸で中村智太郎を名乗り初舞台。
「廓文章 吉田屋」の藤屋伊左衛門、「恋飛脚大和往来 封印切」の亀屋忠兵衛を当たり役とし、2015年に四代目中村鴈治郎を襲名、2019年には紫綬褒章を受章。
永瀬正敏
立花権五郎
喜久雄の父親で長崎・立花組組長。
組同士の抗争によって命を落とす。



COMMENT
短い期間での李組初参加でしたが、李監督を中心にスタッフの皆さん、共演者の皆さんの熱く、そしてこだわり抜いた丁寧な現場に身を委ねることが出来て、貴重過ぎる日々を過ごせました。 その静かなる熱は、きっと観客の皆さんの心の中に深々と降り積もると信じています。 劇中劇、舞台に立たれた俳優の皆さんの、長い時をかけ磨かれた“魂の舞”はまさに必見です。

PROFILE
1966年7月15日生まれ
主な映像出演作品
・『雑魚どもよ、大志を抱け!』(2023)
・『GOLDFISH』(2023)
・『箱男』(2024)
・『徒花 -ADABANA-』(2024)
・『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(2025公開予定)
田中泯
小野川万菊
当代一の女形であり、人間国宝の歌舞伎役者。
若い頃の喜久雄と俊介に出会い、2人の役者人生に大きく関わっていく。



COMMENT
万菊さんという人になるために、カラダも心も習う毎日でした。初めてその姿になった時のことでした、数えきれぬ人々の知識と経験が技となり万菊さんの姿が現れる。仰天しました。距離を縮めることのなかった歌舞伎世界の向こう側に、自分はカラダ毎さらわれたのでした。日々自分の声に不安になり、自分の姿に困惑し、一瞬でもいいから、否一寸でも長く先人の魂が自分の体に訪れ、遊んでほしい、と願ったものでした。万菊さんという自分のうちなる異人。伝統から生まれた万菊さんは今や僕のオドリ探求の相談役であります。そして終わってほしくなかった李相日監督の撮影の一コマ一コマが僕のオドリの稽古のようでした。 贅沢しました。礼

PROFILE
1945年3月10日生まれ
主な映像出演作品
・『たそがれ清兵衛』(2002)
・『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(2014)
・『羊の木』(2018)
・『アルキメデスの大戦』(2019)
・『名付けようのない踊り』(2022)
・『PERFECT DAYS』(2023)
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人物相関図
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STAFF
監督
李 相日
PROFILE
1974年1月6日生まれ。大学卒業後、日本映画学校に入学し、映画を学ぶ。99年に卒業制作として監督した『青 chong』が、2000年のぴあフィルムフェスティバルでグランプリ他4部門を独占受賞してデビュー。以降様々な作品で受賞し、2006年『フラガール』では、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞。初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(2010年)は、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第一位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめにし、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得る名作に。更には『許されざる者』(2013)、『怒り』(2016)、『流浪の月』(2022)など、常にその最新作が期待と評価をされている、日本映画界を牽引する監督のひとり。

COMMENT
芸に身を捧げ、人生を翻弄される多彩な登場人物たちが織りなす豪華絢爛な歌舞伎の世界観。吉田さん渾身の作品を担う重圧に慄えが止まりません。小説刊行からの構想6年。言い換えれば、“覚悟“に要した年月です。決め手は、吉沢亮の存在。美しさと虚しさを併せ持つ妖艶なその存在感。役者として着実に成長し進化を遂げた今、まさに機が熟した宿命の出会いです。数多ある困難を超えた先に拡がる未知の世界に、関係者一同胸昂る思いです。
原作
吉田修一
PROFILE
1968年9月14日生まれ。2002年「パレード」で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川龍之介賞を受賞。2007年「悪人」で毎日出版文化賞など、「横道世之介」で柴田錬三郎賞を受賞するなど、多数の著書が数々の賞に輝く。2017年より朝日新聞にて連載された「国宝」は、2019年第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞。近刊に、「罪名、一万年愛す」がある。

COMMENT
「悪人」「怒り」、そして「国宝」へ。
夢が叶う。三たび、信頼する李相日監督に自作を預けられる喜びにあふれている。
そしてもう一つ、夢が叶う。「国宝」執筆中も書き終えてからも、ずっとあることを夢見ていた。
無理は承知ながら、この稀代の女形・立花喜久雄の舞台を一度でいいからこの目で見てみたいと。
その夢が叶う。吉沢亮という稀代の役者を迎えて。
脚本
奥寺佐渡子
<代表作>
・『サマー・ウォーズ』(2009)
・ドラマ「最愛」(2021/TBS)
・ドラマ「下剋上球児」(2023/TBS)
撮影
ソフィアン・エル・ファニ
<代表作>
・『アデル、ブルーは熱い色』(2014)
 第66回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
・『禁じられた歌声』(2015)
・『イン・セイフ・ハンズ』(2023)
美術監督
種田陽平
<代表作>
・『キル・ビル Vol.1』(2003)
・『THE 有頂天ホテル』(2006)
・『三度目の殺人』(2017)
吉沢 亮 横浜流星 / 高畑充希 寺島しのぶ 森 七菜 三浦貴大 見上 愛 黒川想矢 越山敬達 永瀬正敏 嶋田久作 宮澤エマ 中村鴈治郎 / 田中 泯 渡辺 謙 原作:吉田修一「国宝」(朝日新聞出版刊) 監督:李 相日 脚本:奥寺佐渡子 音楽:原 摩利彦 主題歌:「Luminance」 原摩利彦 feat. 井口 理(Sony Music Label) 製作:岩上敦宏 伊藤伸彦 荒木宏幸 市川 南 渡辺章仁 松橋真三 企画・プロデュース:村田千恵子 プロデューサー:松橋真三 撮影:Sofian EL FANI 美術監督:種田陽平 照明:中村裕樹 音響:白取 貢 特機:上野隆治 キャスティングディレクター:元川益暢,CSA 美術:下山奈緒 装飾:酒井拓磨 編集:今井 剛 VFX Supervisor:白石哲也 スクリプター:田口良子 衣裳デザイン:小川久美子 衣裳:松田和夫 ヘアメイク:豊川京子 特殊メイク:JIRO 床山:荒井孝治 宮本のどか 肌絵師:田中光司 音楽プロデューサー:杉田寿宏 音響効果:北田雅也 振付:谷口裕和 吾妻徳陽 助監督:岸塚祐季 制作担当:関 浩紀 多賀典彬 宣伝プロデューサー:岡田直紀 アソシエイトプロデューサー:里吉優也 久保田 傑 榊田茂樹 歌舞伎指導:中村鴈治郎 製作:映画「国宝」製作委員会  製作幹事:MYRIAGON STUDIO  制作プロダクション:CREDEUS  配給:東宝 J-LOX 文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 PG-12
本作品はHELLO! MOVIE方式による音声ガイド・日本語字幕に対応しています」という文言をいれてください。
XLINELINE
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会
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